フェイシャルエステの主な種類とは?それぞれの目的を解説!

フェイシャルエステの主な種類とは?それぞれの目的を解説!

「フェイシャルエステの施術はどんな種類があるんだろう?」
「フェイシャルエステの施術をする目的はなんだろう?」

フェイシャルエステについて漠然と知ってはいても、フェイシャルエステについて深く考えを巡らせてみると、意外と基本的なことも知らなかったということは珍しくありません。

案内人 Misako

フェイシャルエステの施術について聞いてみると、人によってピックアップする施術はバラバラです。

リフティング、ピーリング、光照射など様々ありますが、これらは全てフェイシャルエステの施術の一部でしかありません。

そこでこの記事では、フェイシャルエステの施術の種類やその施術目的について解説します。

フェイシャルエステの主な種類とは?

フェイシャルエステの主な種類とは?

フェイシャルエステと聞くと、よく知らない人は単純に顔を綺麗にしてくれるエステだと認識している人も少なくありません。

案内人 Misako

しかし、フェイシャルエステと一口に言っても施術方法によって様々な種類に細かく分けられているのです。

フェイシャルエステで受けられる主な施術の種類は以下のようになっています。

リフティング

フェイシャルエステの種類の一つが、リフティングです。

リフティングはマッサージによって筋肉や血流に刺激を与えて顔がもっている本来の働きを取り戻すフェイシャルエステです。

マッサージの方法は二つあります。

一つは、エステティシャンが素手でマッサージをするハンドマッサージです。

もう一つは、マシンマッサージです。

微弱な電気刺激によって筋肉や血流に刺激を与えるマシンマッサージです。

他にも、痩身エステのようにラジオ波マシンによって脂肪にダイレクトアタックしてリフティングするフェイシャルエステ店もあります。

マシンマッサージはハンドマッサージよりもリフティング効果が高く、人に直接触れられることに抵抗のある人にもおすすめな施術方法です。

ケミカルピーリング

フェイシャルエステの種類の一つが、ケミカルピーリングです。

顔に残っている古い角質を特殊な薬品によって溶かして除去し、新しい肌に生まれ変わるのを手助けする施術です。

ケミカルピーリングは美容皮膚科でも行われる施術の一つとなっていますが、医師が施術する美容皮膚科と違ってフェイシャルエステは医師がいません。

このため、フェイシャルエステで使用されるピーリング薬品は美容皮膚科よりも効果が弱いものとなっています。

しかし、古い角質を強制的に溶かす施術なので効果が弱いといっても、敏感肌の人がケミカルピーリングの施術を受けると肌が赤くなってしまったり、ヒリヒリしてしまうなどの肌トラブルが発生する可能性があります。

また、直接的な肌トラブルが発生しない場合でも、肌のバリア機能や保水機能などにマイナスの影響を与える場合もあります。

イオン導入

イオン導入は肌に微弱な電気を流すマシンを使用して、ビタミンCやコラーゲンなどの美容成分をイオン化させて肌深くに浸透させる施術となります。

コラーゲンもそうですが、ビタミンCも肌にとても良い美容成分として有名です。

ところが、ビタミンCは肌バリアよりもサイズの大きい成分なのでそのままでは肌に浸透しにくいという弱点があります。

しかし、イオン導入によってビタミンCやコラーゲンがイオン化することによって、肌バリアよりも小さいサイズになるので肌の奥深くまで美容成分がしっかりと浸透して美容効果を最大限得られるようになるのです。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルもフェイシャルエステの定番施術の一つです。

フォトフェイシャルでは、“IPL”というメラニンに反応して破壊する特殊な光を肌に照射する施術となります。

IPLを使ったフォトフェイシャルは美容皮膚科でも行われている施術効果の高い施術方法となっています。

「メラニンを破壊するなんて痛そうで恐い」という声もあります。

確かに、レーザーを使った医師が施術を行わなければならないフォトフェイシャルは麻酔を使わなければならないほど痛みがあります。

しかし、長い波長で広範囲光を照射するIPLは痛みがない施術なので安心してください。

それぞれの方法の目的を解説!

それぞれの方法の目的を解説!

フェイシャルエステでは様々な施術方法があり、それぞれの施術方法で得られる効果にも違いがあります。

案内人 Misako

つまり、目的によって選ぶべき施術方法も変わるのです。

フェイシャルエステのそれぞれの施術がどのような目的のために行う施術なのかは以下のようになっています。

リフティング施術を行う目的~小顔~

リフティング施術を行う目的は、施術の名称通りに“リフティング”が目的となります。

小顔を目指すためにリフティング施術を行うのです。

人は年齢を重ねると代謝が落ちて老廃物がたまったり、脂肪が蓄積して顔が弛んできます。

リフティング施術によって筋肉や血流を刺激すると、若い頃のように顔の代謝が活発になって老廃物を除去してリフティングすることができるのです。

また、代謝とはエネルギーを消費する活動です。エネルギー消費量が増えることで脂肪減少によるリフティングも目指せます。

さらに、ラジオ波のような脂肪にダイレクトアタックするリフティング施術の場合、脂肪に直接アプローチすることによるリフティング効果もあります。

ケミカルケーピングを行う目的~美白・美肌~

古い角質を除去できるケミカルケーピングを行う目的は美白・美肌目的です。

ケミカルケーピングを行うと、古い角質だけでなく顔の汚れなども除去できるのでトーンアップします。

また、古い角質がいつまでも蓄積していると肌のターンオーバーが狂います。

肌のターンオーバーは健康な肌を産み出す活動であるために、ターンオーバーが狂うと肌の健康が損なわれてしまいます。

肌の健康が損なわれると、乾燥やシミ、くすみなど様々な年齢肌の悩みが発生することになります。

つまり、ケミカルピーリングによってターンオーバーを正常化させることで美白・美肌を目指せるのです。

また、ターンオーバーを正常化させると肌の悩みが中のメラニンを除去できますし、ピーリングの物理的な効果で古い角質と一緒にメラニンの除去もできます。

このため、メラニンが原因となる“そばかす除去”目的にも効果的な施術となっています。

イオン導入を行う目的~美白・美肌~

イオン導入を行う目的も、美白・美肌です。美容成分であるコラーゲンやビタミンCなどを効果的に活躍させることで美白・美肌を目指せます。

肌のターンオーバーを狂わせる大きな原因は肌の乾燥です。

肌が乾燥してバリア機能がボロボロになり、ターンオーバーが正常に機能しなくなります。

ところが、イオン導入によって効果的に保水成分であるコラーゲンを補給することでターンオーバーの正常化を行えます。

ビタミンCはメラニン除去に効果的な美白成分です。メラニンの生成を抑制したり、メラニンの黒い色素を無色化する効果があるので美白を目指せます。

ケミカルピーリングは物理的な効果もある美白・美肌施術ですが、肌トラブルが発生する可能性があるデメリットがあります。

対して、イオン導入はピーリングのような物理的な効果はありませんが、デメリットも一切ない安全な美白・美肌を目指せる施術となっています。

フォトフェイシャルを行う目的~シミやそばかす除去~

シミやそばかすが発生する原因となるのはメラニンです。

このため、メラニンを破壊できるIPLという光を使用した施術を行う主な目的は、シミやそばかすの除去が目的となります。

レーザーを使ったフォトフェイシャルも同じ目的ですが、弱い光を使うIPLならではの別の使用目的もあります。

レーザーを使ったフォトフェイシャルはメラニン除去効果しかありませんが、IPLによる施術は広範囲に照射される弱い光が肌細胞を刺激してコラーゲン生成を促進する効果もあります。

このため、フェイシャルエステのフォトフェイシャルは美肌を目的として使用する場合もあります。