フェイシャルエステのその後に顔を洗ったりお風呂に浸かるのは、NG行動ではありません。
案内人 Misako
ただ間違った洗い方だと、美容成分を極端に流しすぎたり肌によくないダメージを与える原因にもなり注意点を抑える必要もあります。
洗わないより洗うことが正しいフェイシャルエステ後の肌との接し方ですが、いくつのポイントがあるのです。
目次
フェイシャルエステ後の洗顔・お風呂は特に問題ない!
肌への美容成分を少しでも長く続くようにしたいと考える場合、フェイシャルエステ後はどうしても洗顔はお風呂は避けたいという人もいます。
効果の優れた美容成分を塗った状態をできるだけ長時間キープしたい気持ちはわかりますが、しかし美容成分が流れてしまうからと不安になるのは基本的には間違いです。
案内人 Misako
また、洗うことを避けることで逆のデメリットもあり、洗顔とお風呂をあえて避けなければいけない理由はないのです。
外出時のちりや花粉などを落とすことができる
フェイシャルエステ後に洗顔したりお風呂に入ったりすることは、フェイシャルエステの後でも変わらずおこなっても大丈夫です。
フェイシャルエステをして肌に美容成分が密着した状態が洗顔やお風呂で剥がれてしまうのではと心配になって洗わない選択をしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、エステサロンから帰ってきたといっても外出していたため、肌にちりや春先であれば花粉がついている可能性があります。
美容成分が浸透しているのを妨げてしまうと必要以上に過敏になることはありません。
むしろ肌についた汚れをそのまま放置していた方がフェイシャルエステの効果を弱めてしまう可能性もあります。
ちりや花粉は肌の炎症を引き起こす場合もあり、長時間肌に付着させたままはよくありません。
念入りにクレンジングしなくても、洗顔やお風呂でさっと洗い流すことができる汚れです。
風の強い時期や花粉の多いシーズンであれば特に、美容のためにも洗顔と入浴はした方が賢明です。
適切な洗顔と入浴方法であれば肌に浸透した美容液成分をキープできる
洗顔とお風呂をしばらく我慢するよりも、適切な方法でおこなえばフェイシャルエステで肌ケアした後でも、その美容成分を落とさない状態をキープでき潤い肌を守れます。
洗顔や入浴をすることと、美容成分を剥がしてしまうことはけしてイコールではありません。
フェイシャルエステであれば、美容成分をただ肌に付着させるだけではなく、それが浸透しやすいように超音波音波などが出る専用器具を使いケアしてくれます。
美容成分は肌表面に直接くっついているだけではなく、肌の奥へと浸透します。
ただセルフケアで美容液を塗った状態とは違って、浸透する時間がショートカットされていたり、染みこみやすくなっています。
そのため帰宅した頃合いであれば、大方の美容成分が肌にしっかり浸透しています。
美容液を肌につけたばかりというわけではないので、さほど洗顔やお風呂を躊躇する必要はありません。
多少潤いを落としすぎないように気を遣う必要はあっても、適切な方法で洗顔や入浴することで影響は少なく抑えられます。
皮脂やファンデーションで肌トラブルを起こさないためにも大切
女性の場合、フェイシャルエステをしても自宅までの帰り道にもう一度メイクし直すケースもあります。
そのためエステサロン後であっても、フルメイクということも少なくありません。
フェイシャルエステ後の洗顔は、メイクを落として美容成分の浸透を促進させるためにも大切です。
肌にファンデーションや下地クリーム、皮脂などがついた状態だと肌の風通しが悪くなり、本来なら美容成分で守られている肌へのダメージの一因となる可能性もあります。
すっぴんでないならより洗顔は重要です。
フェイシャルエステで整えた肌にトラブルを起こさせないために、洗顔で清潔な毛穴状態を維持することで、ファンデーションや皮脂がある状態より美容成分の浸透率を上げることもできます。
入浴に関しては、血行促進もあるため毛穴や血行を開かせて、美容成分が浸透しやすくなるメリットもあります。
湯気で保湿や保水効果も出て浸透率も上がりやすいため、フェイシャルエステ後でも入浴は肌にとってプラスとなります。
フェイシャルエステ後のクレンジングで注意するべき点
フェイシャルエステ後に帰宅しメイクした顔をクレンジングすることは問題がなくても、誤った方法でクレンジングしていると、フェイシャルエステの効果が弱まったり肌によくないケースも出てきます。
案内人 Misako
また、いつもしている慣れた洗顔方法でも、実はフェイシャルエステ後はちょっと避けた方がいい場合もあるのです。
必要以上に洗って乾燥させないようにする
フェイシャルエステ後は肌が美容成分やエステサロンでのケアで潤った状態ですが、電気系の機器を使った施術方法では多少肌が敏感になっています。
そのため洗顔で顔についた皮脂など汚れをとるなら、必要以上に洗わないように泡をしっかり立てて丁寧に行うことで余計な乾燥を避けることができます。
とはいっても、潤いを守りたいからといって急いで洗顔しようとするのもよくないクレンジングの行動の一つです。
クレンジング用のクリームをあまり泡立てずに使ったり、顔に水をあてて洗う回数を減らしたりしてて泡が残ったままでは本末転倒です。
また美容成分が肌に塗布されている状態なので、フェイシャルエステ後のクレンジングは、その美容成分の膜をこそげ落としてしまうよな強い力で念入りにおこなうのははおすすめできません。
熱いお湯で顔を洗うと潤いが蒸散しやすくなり、肌を傷つけたり美容成分を流しとってしまう原因になります。
お湯の温度を事前に確認して使って、慌てずにぬるま湯の洗顔を心がけることで、清潔さと潤いを両立できます。
フェイシャルエステ後の潤い成分を残したままクレンジングができます。
メイクしていても肌の潤いを保ちながら落とせる洗顔方法を選ぶ
フェイシャルエステを終えてメイクをした人の場合、家に帰ってメイク落としをしようと考えますが、肌を直接こすらないでクレンジングすることが大事です。
メイク落としのシートは使わずに、クレンジングだけでメイクを落とすことでフェイシャルエステの美容成分まで落としてしまわないで済みます。
一番いいのは、メイク落とし用の最初から泡の状態ででてくるクレンジング剤や、オイルクレンジングです。
メイク用のクレンジングの刺激が心配だからといって、通常の洗顔料にせずメイクをした状態ならメイク落とし用を使用します。
通常の洗顔料だとメイクを落としきれないので、二度手間となってかえって洗顔する時間が増えてしまいます。
メイク落としシートは使わなくても、メイク落とし用は利用するべきです。
泡で出てくるものなら万遍ない泡で肌に優しく洗えて、部分的に刺激が強いこともありません。
またオイルクレンジングであれば、水の蒸散がなく保湿された状態で時間をかけてメイク落としができます。
スクラブなど潤いを落としやすいクレンジングは控える
夏場だと小鼻に脂汗が溜まりやすくなるため、毎日スクラブ洗顔する人もいますが、フェイシャルエステ後はスクラブ洗顔は注意するべきです。
スクラブ洗顔は皮脂汚れに強いだけではなく、美容にいい塗布された有効成分を皮脂と同様にとってしまいます。
帰宅までに汗をかくと鼻など毛穴詰まりが気になっていつものパターンでスクラブ洗顔までしてしまうのはだめです。
フェイシャルエステで肌がきれいに整えられた状態なので、きちんと毛穴もクリーンになっています。
癖でつい習慣づいたクレンジングのルーティンをするのではなく、帰宅したらどういう洗顔をするか事前に計画しておくことで、肌に刺激の強い洗顔のパターンをせずに済みます。
肌の皮脂をとることは最低限にとどめて、潤いを維持できるクレンジング方法を選びます。
またスクラブのように目立った刺激がなくても、ピーリングでのクレンジングもしばらくは控えておくことでせっかくの美容液成分や肌へのダメージを予防できます。