痩身エステに通っているならば、費用に見合うだけの成果を得るために真剣に施術を受けているはずです。
施術を終えた時点では、単に横になっていただけとは考えられないほど様々な器具や揉み出しを行って新陳代謝がアップしています。
案内人 Misako
しかし、無闇に何も考えずに運動を激しくし過ぎると身体に負荷が掛かり過ぎて倒れてしまうことがあるので要注意です。
では、痩身エステに通うならどのような運動と組み合わせれば良いのでしょうか。
目次
痩身エステだけでは勿体無い理由とは?
痩身エステに通うと、一般的な美容エステとは異なり、様々な機械を使って全身の血行促進と老廃物をリンパへ流す動きをします。
単に施術台の上で寝そべっていただけと考えがちですが、実際には体内で大幅なカロリー消費が行われているわけです。
案内人 Misako
痩身エステを行った夜は、いつもより身体全体がポカポカした状態に感じることから分かるように、基礎代謝も同時に引き上げられています。
一度引き上げられた基礎代謝をそのまま維持出来れば、痩身効果の上乗せを期待出来るでしょう。
寝ている間にも痩せられるなら、これほど嬉しい効果はありません。
痩身エステの施術後に行う運動は有酸素運動が良い
痩身エステの中身は各サロンにより異なりますが、基本的に前進を揉みほぐすだけでなく老廃物をリンパへ流すことも行っています。
体内に老廃物が溜まっている状態では、運動を行っても新陳代謝が活発にならずに疲れやすい状態になりかねません。
痩身エステで行われるセルライト除去や揉み出しには、並行してリンパマッサージが含まれているために時々痛みを感じるわけです。
既に施術を受けることでランニングを長時間行った時のような運動効果が得られているので、施術後に行う運動は有酸素運動が望ましいでしょう。
有酸素運動だからといって、激しいランニングやトレーニングマシンを使ったジム通いが良いとは限りません。
なぜなら、負荷が高い運動は無酸素運動が混ざってしまうので、再度老廃物を溜める原因となりかねないからです。
激しい運動は脱水症状を起こしやすくなる
痩身エステの施術後にランニングや競泳を行うと、脱水症状を起こすリスクがあります。
水泳中には水の中にいるから喉が渇かないと勘違いされやすいですが、実際には汗もかいている状態になるので脱水症状とは隣り合わせです。
痩身エステのメニューには、ジムでしっかりトレーニングした時と似た作用を持つ施術が含まれています。
ジムとの違いは、後から筋肉痛になる心配が無いという点だと知っておくと良いです。
EMSによる運動効果は、筋肉に対する負荷を掛けることで得られることが既に分かっています。
筋肉細胞レベルで代謝が活発になっているからこそ、気づかないうちに更に激しい運動で脱水症状を引き起こしがちです。
痩身エステの施術後に行うオススメの運動とは
痩身エステにより身体が活性化されて代謝が上がった状態の時に行う運動として何を行えば良いのでしょうか。
ポイントとなるのはランニングやジョギングといった走る陸上と、水泳といった泳ぐ運動は心拍数を上げすぎないことが求められます。
なぜなら、本人は疲れていないと思っていても一気に消費カロリーを上げた状態になるので、全身に疲労物質を溜めては意味がありません。
案内人 Misako
普段から運動に慣れていなければ、無酸素運動となってしまう値が70%を超えた辺りになりがちです。
ヨガで緩やかな有酸素運動を行うと良い
呼吸方法を重視するヨガならば、緩やかな動きでありつつも有酸素運動が出来ることで有名です。
有酸素運動を得意とする赤筋は、靭やかな筋肉として知られており、ヨガはストレッチを呼吸に注意しながら行っている状態になります。
インナーマッスルにまで働きかけて、ランニングやジョギングでは動かさない筋肉に緩やかな負荷をかける運動です。
筋電図計で記録を取ると分かるように、ヨガは緩やかな負荷でありながらも筋肉には長時間負荷を掛けています。
痩身エステの後に行う運動としては、有酸素運動に必要な呼吸と数多くのインナーマッスルを鍛える動きがピッタリです。
ランニングよりもウォーキングが良い理由とは
ランニングよりもウォーキングの方が基礎代謝が上がっている時の運動に適している理由は、無酸素運動を誘発しないからです。
心拍計を付けてウォーキングを行うと分かるように、歩く速度と腕の振り方次第で平均心拍数は大きく変わります。
心拍数が一定水準よりも高くなると、有酸素運動に無酸素運動が混ざってしまうので、持久力を高めるためには不便です。
ウォーキングならば、歩行速度を少し調整するだけで無酸素運動無しの有酸素運動に良いわけです。
痩身エステ後に注意するポイント
痩身エステの施術中には気づかないこととして、身体全体が温まっていてサーモグラフィーで撮影すると体温上昇していることが分かります。
汗をかいていると身体表面は冷たいですが、暫く経過しても身体全体がポカポカ温かいままです。
案内人 Misako
めまいを感じるほどの状態ならば、適度にエネルギー源を摂取する必要がありますが、疲労の蓄積は痩身に大敵です。
一度引き上げられた基礎代謝を帰宅後も長時間維持するための方法として、有酸素運動が必要になるわけです。
痩身エステ後は、喉が乾く前に少しずつ水分摂取を行うと良いでしょう。
運動後にお腹が空いても一気に食べすぎない
痩身エステによりエネルギー消費量が増えた状態で、更に有酸素運動を行うと体内の糖分が少なくなります。
脂肪を分解して糖分を取り出すことも出来ますが、お腹が空いた状態になるので思わず必要量以上に食べてしまいがちです。
食欲が爆発して後悔するほど食べてしまわないように注意しなければなりません。
実は、痩身エステの効果は基礎代謝アップだけでなく、栄養素の吸収率も同時に引き上げられてしまっていることに気づく必要があります。
糖分や脂肪分が多い食事を避けて、良質なタンパク質が摂取出来る環境を整えると良いです。
激しい運動は疲労を蓄積させてしまう
痩身エステ後に注意するポイントとして、激しい運動を極力避ける必要がある点です。
激しい運動を行うと、体内は無酸素運動となるために乳酸を始めとする疲労物質が血中に蓄積されやすくなります。
脱水症状を起こしやすくなっていることは、血液循環が良いために運動時の発汗作用も働きやすくなっているからです。
体内の老廃物をリンパへ流し終えた状態は、血行促進に繋がるので痩身エステの成果を実感しやすくなるでしょう。
しかし、激しい運動により無酸素運動を行ってしまうと、有酸素運動時を行っても体外へ排出しづらい蓄積疲労となりかねません。
有酸素運動は、高まった代謝をそのまま維持するためめに行われるものであって、疲労物質を体内から排出する働きも担っています。